LOVEナビ~恋愛queen学園奮闘記(不定期更新です)



 すると…しばらくマンションのエントランスからゆっくり近づいてきたその人物に気づき荷物を車から下ろしていた運転手さんも一礼した。


 「お気に召しましたか?」


 腕を組み厳しい表情に涼やかな笑みを浮かべたその男性…。

 本蔵社長だ…。


 私から出された難題を完封なきままに問題なく制覇し勝ち誇るように立ちはだかった…。


 ここまで…やるとは思っていなかった私は…惨敗を決し慌てて謝罪した。


 「あの…。
本当にゴメンナサイ…。
 まさか…本当に実現するなんて思ってもいなくて…。」


 何をどう言っていいのか言葉につまりながら平謝りを続けていた私に声をかけた。


 「まあ…とりあえずエントランスに入りましょう…。
紹介したい人がいる…。
 荷物は先に部屋の方へ…。」


 運転手さんに指示を仰ぎ本蔵さんはマンションの中のエントランスに先に入っていった。


 「どうぞ…中へ…。」


 運転手さんに背中を押されて私も少し遅れてマンションの入り口からエントランスに入り…運転手さんもその後荷物を持ったまま中に入っていった。