「成美…。成美…。」
身体を揺さぶられて目を覚ました。
「宗大…。」
宗大を待つ間…うたた寝したしまった私を心配そうに見下ろす彼の顔が写り目をこすりながら微笑んだ。
「大丈夫?」
「うん…。大丈夫…。
お母様…。どんな様子だった?」
お母様の事を気にかけた私の問いに彼はたじろぎながら答えた。
「あ…。うん…。
ちょっと…興奮して血圧上がったみたいだけど薬飲むように頼んできたから大丈夫。
それよりも…嫌な思いさせてごめん…。」
宗大から先に謝られて私は首をふり慌てて彼に頭をさげた。
「嫌な思いさせたのは…私の方だよ…。
ごめんね…。」
彼は…私のソファーの横に腰掛けると私を抱き寄せた。
「…母の事で始まって…君にそんな事させちゃったのは俺だから…。
でも…成美が子供生みたいっていってくれて良かった…。
俺…成美と子供を守れるように強くなりたいよ…。
だから…今、例え許されなくても誰にも文句は言わせないようになれたらその時は君達を迎えにいく…。」

