やがて…宗大とお母様が去った病室に静けさが戻り…私とお父様を残して二人の間には…重苦しい空気が流れ沈黙が支配していた…。
私は…窓から夜の風景を眺める。
遠くには…駐車場が見え…宗大達かはわからないけど…病院の駐車場から一台車が走り去るのを見送った…。
「成美さん…。
申し訳ない…。」
沈黙を破り私に謝ったお父様の声に気づき私は振り返ったその先に…病室のベッドで頭をさげたお父様が飛び込んできた。
「…そんな…私なんかに謝らないで下さい。
私が…全部悪いわけだし…。
ほんと…巻き込んでしまいごめんなさい…。」
お父様に深々と頭を下げ謝罪したその様子を見つめた。
「…よく似てる…。」
お父様の言葉に私はゆっくり頭をあげた。
「…宗大が…いや千宗が連れてきた女性に…本当によく似てる。
申し訳ないんだが…そこにある鞄からダイヤリーサイズのアルバムを取り出して欲しいんだが…。」
お父様が指差した方向に黒い鞄を見つけ私は言われた通り鞄を開くとたくさんのファイルの中にダイヤリーサイズのアルバムらしきものを発見した。

