「成美…。」
宗大が私をだきよせたのを払いのけた。
「ごめんなさい…。
でも…父親になりたいっていってくれたの宗大…1人だけだったから嬉しかった。
それだけで私…充分嬉しかった…。
だからといって…宗大に私達の事でこれ以上…甘えちゃいけないと思ってる…。
宗大が…頼りないからじゃなくて…私が全部悪いから…。」
言葉を詰まらせつつ素直な気持ちを打ち明けた。
そして…ひたすら謝ることしか出来なかった。
「涙で誤魔化そうなんて…生みたいなんてよく言えたものね…!
もちろん中絶してもらいますから…!」
「成美さん…!」
私の言葉に逆上した…お母様の言葉を遮りその様子をみていたお父様は言葉を続けた。
「その子供を生んでほしい…。
正直…宗大との結婚は許すわけにはいかないのはわかるよね…?
だからといってそのお腹の子供を奪う事もできない…。
…ただ出来る事なら…DNA鑑定を要求したい…。」
…えっ!?
突然ふられた言葉を聞き返す。
「DNA鑑定…ですか…?」

