「再度聞きますが…彼女のお腹の父親で間違いないんですね!!」
警察官の問いかけに彼ははっきりと答えた。
「彼女と付き合っていたのも事実ですし…彼女との肉体関係も当然ありましたし…結婚するつもりでしたので避妊はしなかったので間違いないと思います…。」
宗大の返答に警察官は次に答えを私へと仰いだ。
「橿原さんもそれで間違いないですね!!」
みんなが見守る中さすがに隠しきれず頷き白状する。
「…はい…。
彼の子供で間違いないと思います…。」
その言葉に一同は安心して肩をなでおろした。
「彼女のお腹の子供の父親ということで身請け引受人として手続きをお願いします…。」
管理人さんの配慮で1人の警察官と本藏さんは管理人室に入っていき…しばらくしてから再び外にでてきた彼は…私の前に立った。
彼は…ゆっくり手をあげて私は平手を覚悟し目を瞑ったが…宗大の手はそのまま私の肩に優しく置かれた。
「…帰ろう。
両親に子供の事話さなきゃ…。」
優しい眼差しで私を見下ろされた私はこらえきれずにまた…涙が溢れた。
「ごめんなさい…。」
私は…泣きながら謝った。

