「はあ…。わかりました…。」
私はなんだか納得できずにその使い捨てカメラを眺めバックの中にとりあえずしまった。
「本日は…4000円料金頂くけどよいかな?」
易者のおじさんから料金を提示されたそのお値段に正直…。
“高っ!?”
…と思ったのは5年前に千夏がみてもらった時は…確か2000円だった事から…その位だろうと勝手に思いこんでいた私は…なんだか複雑な思いで料金を支払った‥。
易者のおじさんは…5年前と同じように領収書に金額を書き込み渡した。
「どうも…ありがとうございました。
アドバイス…参考にして頑張ります。」
深々と私はお辞儀をして…領収書をうけとったおじさんは…『今度は、二人でいらっしゃい。』‥と意味深なセリフを残して穏やかに笑った‥。
「はい‥!
あっ…でも正直…もう恋愛はコリゴリなので‥他のモノで頑張ってみようと思います‥!」
最後は‥ちょっと胡散臭い感じの後味で鑑定は終了したけど‥ようやく再会できた易者のおじさんに笑顔で言葉を返した。

