私は…椅子から立ち上がろうとした腰を再びおろし慌てて…両手をさしだした。
その様子に…易者のおじさんは…私の前に使い捨てのカメラを掌に置いた。
「これから…あんたは…自分の未来を取り戻しに過去にいく…。
その手段として…あんたは…この使い捨てのカメラを使い恋愛以外の望みをこめてシャッターを押すとその繋がる過去にあんたは戻れるはずだ…。」
易者のおじさんから手渡されたカメラの全体を眺める…。
普通の使い捨てのカメラに見えるがかなり古そうな作りだ…。
しかも…枚数のとこをみると…残るネガの数字があと…1枚しか残数が残っていない事に気づく。
「あのー。
この使い捨てのカメラ…既に使ってあるカメラであと…1枚しかとれないみたいですけど…。」
私は…またも、期待はずれの開運アイテムに気落ちし…恐る恐る尋ねた。
「だから…一回しか使えない大切なカメラじゃ…。
一度しか願いも込められないから…大切な瞬間に使うとよいぞ!」

