突然…妙なことを言われて顔が赤くなった…!
「なんで…そんな事聞くの!
気持ちいいわけなんかなかったし…そんな事感じた事なんてなかった…!」
言われた言葉にかっとなり私は…恥ずかしさと悔しさから涙が溢れた…。
その様子をみて…宗大は再び車をとめた。
「ごめん…。
変な事聞いて…。
中絶…快く引き受けてくれる人みつかればいいね…。
もし…見つからなかったら元気な赤ちゃん生んでね…。」
彼は…なんだかうっすらと涙をためた。
そして…最後にアクセルを踏み…駅のロータリーに車を横付けしてとめた。
バックシートから…自分のジャケットを羽織らせた。
「寒いから…これ返さなくてもいいから君にあげるよ…。
ごめんね…こんな事しか力になってあげられなくて…。
じゃあ…。元気で…。」
彼は…私に手を差し出した。
「ありがとう…。」
今にも泣き出しそうなのを必死でこらえて彼の手を握りしめ握手を交わした。
「見送らなくていいから…。じゃあ…お元気で…!」
「わかった…。じゃあ!」
2人…最後は面と向かって見ることなんて出来ずそっぽをむいたままで言葉を交わし車の扉をあけて外にでた。
そして…車から少し離れてから…後ろからアクセル音がして彼の車は姿を消し私は…この日宗大とサヨナラした。

