怒りをこらえてながら…彼は私に冷たく言い放った…。
耳を疑ったのは…私の方だった。
父親になってもいいなんて…思ってくれた事に…その気持ちは嬉しいけど…私には喜ぶことはできなかったしその場で泣く事も出来なかった。
結局彼を信じていなかったのは…私だったんだと気づかされた…。
「…ここの近くの駅でおろして…。
まだ最終あると思うし予定これからあるから…!」
「…わかった…。」
宗大は…その後一言も話す事はなかった…。
気まずい沈黙が続く…。
やがて…遠くに電車の走っている光が見えてきたところで尋ねた。
「…もし…別の人の子供だったとしても…父親になってくれた?」
空気の読まない質問だとは思ったが…彼に最後の質問をした。
「君からお腹の子供の父親になって欲しいって言われたら 正直戸惑うし…自信はないけど…そうしたよ…。
でも…自分じゃ嫌なんでしょ?
だから…自分は身を引く。
俺からも…質問していい?」
またもや思ってもいない言葉に…彼は厳しい表情のまま尋ねたので私は無言で頷いた。
「他の人とは…気持ち良かった?」
「えっ…?」

