宗大は…慌てて服を脱がそうとする手をとめた。
し…しまった!
言うつもりなかったのに…防衛本能から暴露してしまった…。
私は…宗大を恐る恐るみつめた。
宗大は…戸惑いを隠せない様子だったが…私の身を起こして真剣な表情で再度聞き返す。
「赤ちゃん…って妊娠してるってこと?」
今更…誤魔化しても仕方ない状況になってしまい私は…頷く…。
「お医者さんには…行ったの?」
「2か月って言われた…。」
私の言葉に…何かを言おうとしたのを感じ先に言葉を制して繋げた。
「あっ…!宗大の子供じゃなくて…その後いろんな人とつきあったから誰だか父親わからないのよね…!
そうだ…!
あなたのお父様にあってあげる代わりに父親代理人になってほしいの…!
じゃなきゃ中絶できなくてさ…!」
沈黙が…続く。
「中絶しようと思ってるの?」
身からでた錆で私が咄嗟に口走った言葉に彼の表情はみるみる厳しい顔つきになった…。
「君の気持ちは…よくわかったよ‥。
勝手にしたらいい…!
これだけは言っておくけど…俺は子供の父親にはなれても…中絶する為にっていうのなら出来ないから…他にあたってもらえる?
悪かったね…。
もうしつこくしたりしないし…もう会う事もないと思う!
どうする?
マンションまで引き返してもいいし…君が好きにしていいよ!」

