変わりはたくさんいるからと言っていたし思ってはいたけど…そんなに世の中甘くはなかった…。
この名刺の彼も…。
「ごめん…!!
っていうか…誰の子供なの?」
この名刺の彼も…。
「俺には…ちょっとそんな事できないかも…。
別の人に当たってもらえる?」
そして…この名刺の彼も…。
「それって…二股かけてたって事だよね!
ふざけるのもいい加減にしてくれ!」
どの殿方も…全滅!
「はあ~。
どうしよう…!」
私は途方にくれて…リビングに伏した。
職探しに加えまさかの父親代理人を探すはめになるとは思わず私は…ふと…以前使っていた携帯をみつめた。
いかん…いかん!
私は…思いを振り払った。
でも…。
私は前の携帯の電源をいれて…送信したメール履歴をみようとしたら…未読メールが入っていたのに気がつき未読メールを開いてみた。
『ごめんね…。
でも…これだけは伝えたいんだ…。
彼女は俺の本当の母じゃないって事…俺‥養子だから‥!
詳しい話をすると‥長くなるけどね‥。
君に伝えたくて…今まで君に再会する為にどんな事も受け入れてきたんだ。
君は‥きっと何を言ってるかもって思うかもしれないけど‥ここまでやってきたのは君とサヨナラする為じゃない事だけはわかってほしい!?』

