アンデロス星人

「それじゃ、僕も」

 クップも翻訳機のボタンを押した。

「それじゃ、円盤を直すとするか」

「僕はこの星を探検してくるよ」

「ええ? さっきまであんなに怖がっていたのに?」

「ここの空気を吸ったら野蛮な星みたいだし、うちらの科学で何とかなるような、いや、そんなやつがいたら僕はやっつけちゃうよ!」
「わかったよ。まあ、気をつけて行っておいで」

「行ってきます!」

クップは両手をを振りながら、歩いて行った。