アンデロス星人

「だって、ウチの親戚が連盟に入ってない惑星にいったら危うく、食用にされそうになったって言ってたよ」

「そんなの着陸しないと、わからないぞ!」

「やだっ!」

「フムフム……」

 トーノはモニターにじっと見ていた。

「何かわかったか?」

「よし! 宇宙服を着なくても大丈夫だ」

「じゃ、ウイルスは大丈夫だね?」

「そうだ」

「でも、何もない未開の惑星だったらどうする?」

「一生暮らすさ」