アンデロス星人

「変なおじさんです」

 と、達也はクップを指した。

「違いますよ」

 と、クップは否定した。

「おとなしくしろ! 今、警察を呼ぶから」

 この騒ぎで美加も家から出てきた。

「達也どうしたの?」

 美加は達也の顔を見た。

「ねえちゃん、昨日言ってた変なおじさんだよ!」

「違うわ!」

 と、美加はすぐに否定した。

「ええ? どういうこと」