アンデロス星人

「違う、違う!」

 クップは顔を左右に振り否定した。

「おまわりさーん。ここに変なおじさんがいまーす!」

ちょうど巡回中の制服警官が達也の声に気がついて、こっちに向かってきた。

「そんなんじゃないよ!」

 クップは危険を察し、走って行く。後から声がするが、無視して走った。