みわ
「深羽〜」

「んー??」

あぁ私の心はいつから
こんなに冷たく
凍ってしまったんだろうか。

友達にも気を使い、
流れに逆らわぬよう
上手く通り抜ける。

愛想笑いをし、
機嫌を損ねぬよう
顔色を伺う。

なにがたのしいのか
自分でも分からない。

好きでもない人とつるむのは疲れる。

魂を削っているようだ。

私にも楽しく学校生活が送れる日々は
あった。

それは過去の話。

私の心は一定を保っている。
喜ばず悲しまず怒らず…
ただ外見だけなのだ。
本当はなにも思ってはいない。

ただ―。
私にもきちんとした感情を表せる
友達が少しだけいる。

そして


私の心を乱す奴…