「はぁ…」


朝、一発目の盛大なため息。


昨日は帰ってきてから一睡もできなかった。



あれから和哉は無言で保健室を出ていき、私はそのまま帰った。




学校に着くと由美香はもう来ていた。



「あさみっ、大丈夫?」