「担任、誰になるんだろうね?」


優ちゃんの髪が風に、なびいた。

肩に着くぐらいで、ふわふわした
優ちゃんの髪は少し茶色っぽい。


「優しい先生がいいよね」

「うん。できれば女の先生!!」


優ちゃんは、男の先生が
好きじゃないらしい。

というか、男が好きじゃないらしい。