「わぁ~あの川なんかキラキラしてる!!」

そう言いながらはしゃぐレイ

「あの川、七色川って言うんだ」

「七色川・・・なんで?」

「あの川に落ちてる石のなかに赤、青、白、黒、紫、緑、黄色、ピンク色をした石があるんだ たぶんそこからだと思う」

「へぇ~ 帰りにさここよって探そうよ!!」

「はぁ?秋だぞ?寒いだろ」

「平気、平気!!」

無邪気な笑顔に見とれてしまった

「さっ!早く学校いこ!」

「ああ」




学校

「ねぇねぇ夢宮さんって前の学校ってどこ?」

「誕生日いつ?」

「今度遊ばない?」

などと女子に質問攻めにあっている

そんなことも気にせず順番に答えていく

「お~いコウ!」

「なんだ 悠希か」

「なんだって・・・失礼な 今から飯食いに行こうぜ」

「そうだな」

そう言って立つ

すると悠希が耳元で

「お前あの夢宮って子と朝一緒に居ただろ?」

「!?なんで」

「ふっふっふ! 俺には全部わかるんだよなぜなら」

「超能力者だからとか言うなよ」

「言おうと思ってたのに・・・」

「お前の言いたい事、バリエーション少ないからな」

「お前ってやつは・・・なぜ俺にそう意地悪なんだ?」

「別に意地悪とかしてないし」

そう言って歩き続ける

「待ってくれよ~コウ~」

「走れ! サッカー部だろ」