「これで満足で..」

あぁ、やられました。

腕を引っ張られて抱き締められております。

私が下の名前で呼んだ意味がなくなったじゃないですか。

「キス、もっとしたくなっちゃった。」

「え..んっ!!」

噛みつくように奪われた唇。

後頭部を掴まれて、逃れることができない。

「んんっ、んぅ..っ」

触れるだけのキスが、徐々に深くなっていく。

本気で心臓止まりそう。

「..っはぁ。」

やっと解放されたのはそれから何分後だっただろうか。

「可愛いなー。」

「..馬鹿。」

もう絶対下の名前で呼ぶもんか。

なんて決意した放課後なのでした。

Fin.