美優と雅とは席が近くて、高校に入学して初めて話した人だった。 それからは自然に3人でいるようになったんだよね。 あたしは三崎莉愛(ミサキ リア)。 雅みたいに頭が良いわけでも、美優みたいに可愛いわけでもない凡人である。 どこにでもいる普通の女子高生。 あたしたちはお弁当を食べ終え、片付け始める。 「次の授業なんだっけ?」 あたしが聞くと雅が、 「数学よ」 と答えてくれた。 数学は好きなんだけど、最近授業中とても眠くなるのが悩み。 「あ、莉愛、雅お願いがあるんだけど……」