「ところで、もし風紀委員が負けたらどうなるんです?」
「……負けるなんて有り得ねえ」
無理矢理起こされ機嫌が悪い澪がケイのかわりに答えた。
まだまだ眠いらしく澪は壁に寄り掛かりながらあくびを連発している。
「はい、じゃあ準備してくれる?
グローブ貸してね。
部員のみなさんはヘッドギアをちゃんとしてよー」
悠斗がテキパキと指示を出すとノロノロと動きだす部員達。
私達にグローブを手渡すと一列に並ぶ。
「一番から三番まで選んでね。
今回は真琴は見学」
悠斗との言葉にホッと胸を撫で下ろした。
どうやら私の女優生命は守られたらしい。

