お姫様は王子様を演じてる




私はケイをイライラとしながら見ていたけど。



ケイはまったく気づいてないどころか…



「けどさ、お前にとっての最大の幸運は俺と同じクラスってことだけどな。」



いけしゃあしゃあと訳の分からないことを言う。



「その話しはもういいですから……
それより僕どこ座ればいいですかね?」



「好きなとこ座れよ。
このクラスに先公なんて来ないぜ」



「はい?」



何それ?
じゃあ授業はどうするの…


「特進は自習がメイン。
ひたすら与えられた課題をこなして、中間試験と期末試験で四十位までに入れなかったらクラスを落とされる」



「随分と適当ですね…」



「いいんだよ。
その分、好きなことできるし。
ただしクラス落ちたら悲惨だぞー…
退屈な授業が待ってるからな」



大体の高校は退屈な授業をへて試験がある。



むしろこの特進クラスが大分異常だ……