お姫様は王子様を演じてる




明日の朝はミニトマトオンリーという嫌な現実を突き付けられ…フラフラとしながらも教室の中に入ると今朝見たばかりの顔が並んでいる。



あれ?あれれ?



ケイと悠斗は並んで一番後ろの席座っていて…その横には、勿論澪もいた。



ケイは私が特進クラスだと分かった時に『澪と一緒』とだけ言ってたくせに…
結局みんな同じクラスじゃないか!!



ズカズカとケイの席に近づくと文句を言う。



「ケイの嘘つき。
みんな四寮は同じクラスじゃないですか!」



ケイは欠伸をしながらちらりと私を見た。



「だってさー。
最初に浮かんだのが澪と一緒だって思ったんだよ。
別に嘘はついてねーから」


確かにそうだけど…
そのせいで、私の明日の朝食はミニトマトオンリーになったんだよっ。



「ちゃんと、教えてくれてもいいのに…」



「んー。
関係ないだろ。
お前にとって澪と同じクラスってことが一番の不運なんだから」



この金髪の腕をまた捻りあげてやろうかな…