「まこちゃん、特進クラスへは私が案内しましょうか?」
おじさんは柔らかい笑顔を浮かべながら言ってくれたけど…
理事長自ら案内なんて目立つことはしたくない。
丁重に断るとおじさんは少し寂しそうな顔をする。
「きっとまたおじさんに会いに来てね。
気軽に話しかけられないのが寂しいよ…」
「はい、絶対会いに来ますね」
おじさんは嬉しそうに目を輝かせるから何だかくすぐったいような気持ちになった。
お母さんの記憶はあまりないし、父さんは感情を表にださない人だからこういう喜怒哀楽が極端な人に慣れてないからかな…

