「……まぁ、お前らが考えるよりよっぽどコイツにとっては堪える罰になると思うけどな」 「……ぐっ」 「バックレようなんて考えんじゃねーぞ。 てめぇも男なんだろ?」 澪はわざと“男”という言葉だけを強調して言った。 「……わかってるよっ。 けど…掃除以外は何もさせないでよ」 「……男に何かする趣味はねぇ…」 澪は口の端を軽く上げながら『男にはな…』ともう一度呟いた。 私を威嚇しようとして言っているのが分かるから腹が立つ。 怒りを顔に出さないよう、平静を装いながらギュッと強く拳を握った。