澪は足を組み椅子に座ったまま私を見据え、重々しく口を開く。
「……お前はこれから一週間毎日俺の部屋の掃除をしろ。
手を抜いたら殺す」
あれ?あれれれ?
そんなに嫌な罰ゲームじゃないんじゃない?
確かに面倒ではあるけど、もっとすごいことやらされるかと思ってた。
「ずりーよ、俺が前に負けた時はカマキリ食えだとかベランダで寝ろとかだったじゃん!」
えっ?何?
ケイはカマキリ食べたの?
「ぷっ、あの時ケイは半泣きで澪に謝って勘弁してもらったんだよね」
思い出し笑いをする悠斗をケイがギロリと睨むと、慌てて悠斗は笑顔を引っ込める。
「まぁ、確かに罰と言う割には軽い気がするが澪がいいならそれでいいんじゃないか…?」
兵藤の一言にみんな納得したかのように頷いた。
確かに…カマキリ食べさせられるより何百倍も罰ゲームとしては軽い。
ただ軽すぎるのが逆に気になる。

