「まぁまぁ…澪は言い方が悪いって。
真琴だって仲間だろ」
ケイは澪を宥めるように言いながら『なぁ?』と悠斗に賛同を求めた。
「んー、けど澪は間違ってないんじゃないかな。
とりあえず今は説明する時間ないしねー」
説明?時間?
悠斗が何を言いたいのかまったくわからない。
「上野には悪いが、今話す時間はない。」
とりあえず、後日説明するということでこの話しは終わりにしよう」
兵藤がそう言って話しを締めると同時に女性陣がワラワラと部屋に帰って来た。
何の気無しに春菜に目をやると、心なしか顔色が青ざめている。
「何かあった…?」
そう小さく私が耳打ちするとビクッと肩を震わせて慌てたように彼女は首を振った。
そんな様子を見たら何かあったことは明白で…
頭に浮かぶワードは虐めというもの。

