その選択は間違っていなかったらしく、望月さんは嬉しそうに微笑んだ。
私達はそれから沢山の話しを交わした。
学校やテストのこと。
霧ヶ峰の特進クラスの異常さや、四寮がどんなところか…
彼女は私の話しに、終始相槌を打ちながらクスクスと鈴が鳴るみたいに楽しそうに笑う。
霧ヶ峰に通う上野真琴って役を忘れそうになるくらい私は夢中になって話してた。
「あの…上野くん?
良かったらメアドとか聞いてもいいかな?」
「え、うん、勿論!」
こんなに自然に聞けるなんて思わなかった。
鬼軍曹に与えられた任務完了だ。
悠斗に目配せをすると、ニヤリと口の端を歪ませて笑う様子が見えた。
うわ…すごい悪い顔してる。
台なし!可愛さが台なしだよ、悠斗!

