悠斗の鋭い眼光に負けて、私は渋りながらも参加することを決めた。
昨日の夜に“何でもする”って約束したのは私だし…
実は、少し合コンにも興味はある。
今まで一度も呼ばれたことのない合コンは、私にとっては未知の集会だし。
何より、触れ合った事のないタイプの女子が来れば演技の勉強になるかもしれない。
「んじゃ、失礼のないようにね。
僕の大事な金づる何だからさー」
「悠斗のその言い方がすでに失礼ですよ…」
悠斗は、クスクスと笑いながら私を見て言った。
「いいの、僕はー。
いるだけでみんなを癒すんだから」
……その癒し効果は私にはないらしい。
「…出来るだけ頑張ります」
「んっ、よろしい」
満足げな顔をした悠斗が私の席から離れて行くのを見て、ホッとため息をついた。

