お姫様は王子様を演じてる




「に…日曜日何があるんですか?」



「知りたい?」



自分が関わることだから知りたいに決まってる。



「知りたいですよ」



悠斗は得意げに微笑むと、小さい声で耳打ちする。



「合コンやるのっ」



「はい?」



「だから、ご・う・こ・ん」



いや、そんな区切んなくてもわかります。



私が知りたいのは何で合コンなのか?



悠斗はうっとりとした表情を浮かべると話しを続ける。



「僕ね、聖蘭女子に知り合いがいてさー。
霧ヶ峰の特進クラスの生徒を紹介するといいお小遣が入るんだぁ」



金か…金なのか……



「あの…僕…合コンとかわかんないですよ?」



だって行ったことないし、ましてや男側で参加なんて想像もしてなかった。