理事長室を出て、特進クラスに行く途中でばったりと澪に会った。
「ゲッ……」
思わず漏れる声…
何でこんなにタイミング悪い時に会うんだろう。
どんな顔していいのかわかんないよ。
「……何だその顔?
笑ってんのか、困ってんのかはっきりしろよ」
「ぐっ……」
「ゲッとかぐっとかカエルかお前?」
やっぱりコイツとは反りが合わない。
歩み寄るのは諦めて、もう教室に行こう。
大体、どんな理由があるにしろ自分をレイプしようとした奴と仲良くするなんて有り得ないよね。
そう考え始めた時だったのに、澪の口から出たとは思えない言葉が耳に入る。
「……お前、足平気なのか?」
「はい?」
「チッ……足痛くねえのか聞いてんだよ」
もしかして、今朝2階から飛び降りたから足を気にしてるの?

