お姫様は王子様を演じてる




「……まこちゃん、ごめん。
いきなりこんな話しをしてショックだったよね」



不安げに揺れる克也おじさんの瞳。



私はおじさんを悲しませたくなくて精一杯笑顔を作って言った。



「大丈夫だよ。
確かにショックだったけど私、澪とはうまくやっていけると思うから……
二人の橋渡しができるように頑張るね」



「うん。
嬉しいなぁ…」



おじさんは私に向かって嬉しそうに微笑む。



ごめんね。
嘘をついて…
今すぐに二人を仲良くさせてあげることはできないけど…



何とか澪と話し合ってわかりあえるよう頑張ってみるから。



……いつか、嘘が真実に変わるように。