俺、水島竜哉は勉強なんて大嫌いな‘野球バカ’だ

授業が終わって、毎日のように部活へ行く

「竜哉!俺今日部活休むわ 顧問に言っといて」

またか・・・・・・・・・

俺の周りのやつ等はみんな彼女がいる

だが俺にはいない

俺ははっきり言ってモテる

だが、今まで付き合った人は0人

これといって俺に合う人がいない

こんな俺に恋愛なんて文字は頭になかった


そんな俺にある日が来た

そう、転校生が来たのだ

    ‘夢野陽奈’

そいつは色白で髪の長い優しそう小さな女だ

自己紹介をしているそいつを俺は見ていた

目が合った

そいつはニコっと俺に微笑んで席に着いた

授業が始まってもそいつから目が離れない

野球をしてるときもボーっと突っ立ったままであいつのことを考えている

家に帰ってもまだあいつのことが頭から離れない

俺どうしたんだろう・・・・・・・・・

俺はあいつのことで頭がいっぱいだった