その日から私は友美の恋の応援をするのに必死になっていた。
何故ならば、、、、
あの日のように友達を失いたくないから。。
あの日、私は、親友と好きな人が被ってしまったとき、ちゃんと自分の気持ちを
親友に伝えなかった。。
それをきっかけに私への目の色を親友は真っ黒にして見てきていた。
今回も同じ。
なぜだか、友美と好きな人が被っているような気がしてたまらない。
どうしよう。
でも、今伝えなきゃ
あの日のようになってしまう。
裏切られた。って思われてしまう。
やっぱり、私は川村先輩が好きなんだ。
____________よし。
ちゃんと自分の気持ちを友美に伝えるんだ。
そして_____
「友美っ!!」
いつもの様に川村先輩に見とれている友美を呼んだ。
「え、ん?どうしたの??急に大きな声だして、、、、」
友美は私の大きな声にびっくりしたのか、目を丸くしている。
「あのね、、、私も!!」
「何が?」
あ、、、ちゃんと伝えなきゃ。
わかりやすく、、、
「私も、川村先輩が好きなんだ!」
言えたっ!
やっと自分の気持ち。。
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