朝の光が私を指している。

「ん〜暖かい。眠くなるじゃん!」

背伸びをしながら私は言った。
冬なのに今日は何故か暖かい。

「ふふっ、、あはははは、、」

ん?笑い声?

もしかして、、!?
私は後ろを向いた。

うわー、、

独り言、聞こえてたんだ!

恥ずかしい。

「あははは。」

「・・・・・・・。」

なにこいつ。まだ笑ってる。

ホント失礼!!

私は止めていた足でまた歩き出す。


「おいっ!まてよ!!」

なんとなくチャラい声。

その声が私の足を止めた。

「なぁ、お前ってM中の入学生?」

「え、、そうですけど。」

ふーん、、と、、そんな顔で見てきた。

目を逸らして、偶然あった建物の時計をみる。

うわっ!学校に間に合わない!


「俺さ、、、、」

彼は何かを言いかけてた。

でも私はそれを無視して

「あ、あの。すいません、もう学校行かなきゃいけないんで。」

と言って私は止めていた足を走らした。