海の花は雪

ああぁぁ…やっぱりそうなんですか〜?オレの前世ってやっぱり…

「あの〜実はですね、お聞きしたいのは、この生島君と同じような背景を持っている人を、どこかで見た事はありませんか?」

山形さんが、好奇心いっぱいの笑顔でたずねた。

「…ありますよ…?」

「え?!?本当ですか?!」

自分と山形さんは、思わず身を乗り出した。

「?はい、いますね、他にも…呼びましょうか?良ければ」

「はい、喜んで!いるんですか?今日、学校に」

山形さんのテンションが上がって、飲み屋さんのような受け答えをしている…

命に代えてもとか言ったら、ホストクラブだなぁ…

「ええ…ちょっと待って下さい…」

高田さんは立ち上がると、柱にかかっている電話で、誰かと話し始めた。

「…はい、ええ、大丈夫ですか?では、お待ちしています…」

通話を終えると、今から来てくれるそうですと言って、微笑んだ。