海の花は雪

「でも本当…まさか本当に会えるとはね〜この調子なら意外とルドにも会えちゃうかもね〜」

山形さんの言う通り…かなりの偶然が重なっている…

案外簡単に見つかったりして…などと楽観的になる。

でも、そもそもルドの前世を持っている人が仮にいたとして、その人が自分の前世を覚えているという事が、ありえるのだろうか…?

前世…あれ?どこかで、そんなウワサを聞いた事があるような…

「そう言えば深谷君、知ってる?この学校の用務員さんが、前世が見えるってウワサ」

ふと思い出して言ってみた…

この場には、あまり関係ない話しな気もするけど、まぁいいか〜

「…それ本当かい?!生島君!」

「へ?はい…たぶん…自分も一度、声かけられた事あるし…」

山形さんが血相を変えて、テーブルから身を乗り出してきた。

気づけば隣の深谷君も、信じられない物を見る感じで、自分を見ているし…え…?