海の花は雪

「え〜?う〜ん、そうだなぁ…方法を知っていそうな人に、聞いたらどうですかね?」

自分はたいした事も思いつかず、思いつきで言ってみた。

あぁ…深谷君の視線が突き刺さる…ご、ごめん、ちゃんと考えますって…

「…ハル…知っていそうな人って誰だと思う?」

「え?それは一番魔法に詳しい…」

「ルドだね!!」

山形さんが、喜々として叫んだ。

「そっかそっか〜なるほど、その手があったか〜♪」

「あの、山形さん…自分でふっといてなんですけど、どうやってルドを探すんですか?」

正確には、ルドの前世の記憶を持った人物だ…しかも、生まれ変わっているかどうかも分からないのに…

「新聞の人探し欄にでものっけてみる?゙探し人、前世で大魔法士ルドだった方、求む゛なんちゃって」

「…ハル…そろそろ行こうか…」

深谷君が反論するのに疲れたらしく、食器ののっているトレーを持つと立ち上がった。