海の花は雪

「だからさっき行けたのは、分かりました…けどそれだけじゃ、自分と深谷君がフレア姫とロイズだとは、言えないんじゃないんですか?」

自分は、その所がスッキリしなくて聞いてみた。

「…生島君は、本を読んでくれた?」

「はい」

「じゃあ言うけど、あの海底の研究所に入れた人間は、ごくわずかの限られた人間だって分かるよね?」

「ああ!そうか…」

禁忌魔法道具の双子水晶を使っている事を、知っていた人物って確か…

「…まず、あの研究所を作ったルド…イース…協力者のロイズ…」

山形さんが名前を上げていく…

「そして、当事者のフレア姫…」

深谷君が、山形さんの後に続けて言った。

「あともう一人…ユラって訳ね♪」

「…まだいますよ」

「へ?」

「地上の王子と、その従者」

「ああ、なるほど!賢いな〜深谷君は〜忘れてたよ。でも、それはないと思うよ?」

「?」