海の花は雪

例の扉の所へ行くと、二人が扉の前に立っていた。

深谷君がちょっと、すまなそうな顔をしている…

「…何か分かりましたか?」

「うん、面白いね〜深谷君から大体の事は聞いたよ」

「…どうしてオレが゙フレア゛だと思うんですか?」

さっきから気になっていた事を、聞いてみた。

深谷君も同じ気持ちだったのか、山形さんの答えを待っている。

「う〜ん、それはまず、海底の研究所に行ってから話すよ」

ニコニコと、楽しくて仕方ないといった感じで、山形さんは答えた。

「…でも、昨日その扉を開けても、海底には行けませんでしたよ?」

「うんうん…でも今日はどうかな?」

山形さんが扉の鍵を開け、ノブを回して扉を開くと、手を差し入れた。

すると…扉の向こうから、まばゆい光が現れ…あの時見た光景が目の前に現れたではないか?!