海の花は雪

「えー修子ちゃん?!」

思わず叫んでいた。
え〜?!そんな事ってあり?

「…ハルの知り合い?」

深谷君から聞かれ、コクコクと自分はうなずいて答えた。

「あれ?生島君じゃないですか…どうしてここに?」

修子ちゃんは慣れた感じでクツを脱ぐと、部屋に上がった。

今日は白いワイシャツの下に紺色のスカート姿で、上着代わりにいつもの背丈に合わない、長めの白衣を着ていた。

「修子ちゃんこそ…」

何から聞けば良いのか分からず、現状が把握出来ない…

「え?私は高田さんと茶飲み友達なので、良くここに遊びに来るんですよ?…ところでこちらの方は、どなたですか?」

修子ちゃんは、高田さんが用意した座ブトンに座ると、山形さんを見てたずねた。

「あ、これはこれは…初めまして♪山形進と言います、以後よろしくお願いします」

ボンヤリと修子ちゃんに見とれた後、山形さんは名刺を取り出して渡した。