「朱音、愛香おっはよ−」
「朝から元気だね、夏蓮」
「なに言ってるの朱音!高校生は元気が１番だよ」
「それは違うと思うけど・・・」
「愛香ー、否定しないでよー」
「あはは」


私は篠崎夏蓮。花の高校２年生!


｢朱音、うちらも彼氏ほしいよね〜
愛香には彼氏いるし｣

｢うん、でも私はいるよ。好きな人ぐらい｣

｢えっ ホント!?誰??｣

うそ、朱音 好きな人いたんだ…

｢あの人だよ｣


嘘でしょ…

朱音の視線の先にはアイツがいた。
なんでよりによって朱音の好きな相手が、アイツなのよ…

私も好きなのに　　　　　　　　　　　アイツのことが…