ホテルに着き各自自分たちの部屋に入る。

男子と女子じゃ階が違うから希美に会えない…


その夜、陸空と希美と彩乃のことで話をした。

「遼〜お前いつ告るんだ〜??」

「誰に?」

「もちろん、希美に!」

「明日のスカイツリーにしようと思う。お前は彩乃のにするのかよ…」

「ん〜何が?」

「何がって…彩乃に告らないのか?」

「あぁ〜それ? 別にもう大丈夫〜」

「なんで!」

「もう、俺ら付き合ってるから〜」

「はぁぁ!?い…いつだよ!?」

「去年」

「希美知ってんのか」

「たぶん、知らないんじゃない?」

「知ったら泣くぞ…」


こうして1日目の夜は更けていった…