放課後、先生に呼ばれた帰りに美歌と会った。
なんか目が合わせない…
「ちょうどよかった…希美、ちょっと来てくれる?」
やっぱ、あたし何かすたのかな、美歌の目があまりにも恐かったのであたしは美歌について行った…
あまり人が来ない階段に来た。
「あたしね、遼くんのことが好きなんだ…でもね、振られちゃった…ねぇ希美、見てたんでしょ?」
「えっ…何…を?」
「何って…私が遼くんに告っていたところよ!!」
気づかれていたんだ…
「サイテー。どうせ私のこと、笑ってたんでしょ!!じゃないと、あのあと『遼くんが好き』なんて言えないわよね?」
「あたしは…笑ってなんかない…よ…」
「でも、見ていたのは本当でしょ!あんたは私を笑って、友達を裏切った。」
「それ…どういうこと?」
「教室に行ったら分かるわ…」
あたしは全力で走って教室に行った…
ガラッ…
「希美…」
教室にいたのはいがいな人物だった…