「あたしと陸空は去年から付き合っているの。初めはみんなに隠して気づくか試してたの。でも、みんな気づかないし希美も気づかないからそろそろ言おうと思ったとき遼が来た。希美はずっと遼といたし、あたし達も2人で帰ったりしてたから気づいてるかなって思って言うのを忘れてたの。」
「で、オレが修学旅行で遼と話してたとき聞いたら知らなかったって言うから希美には言おうと思った。けど、1人オレらの関係に気づいたやつがいて…そいつに脅されてた。希美に言ったら希美と遼を傷つけるって…」
「ごめんね…希美…」
彩乃は泣いていた。
