あの日の夜。



「西町5丁目・・・。」

私は答えた。



「はっ?遠くね?
どうやってここまで来たんだよ。」



やっぱ遠いよね・・・。



「泣きながら、何も考えずに
歩いてきたらここに来てたけど
帰り方わかんなくて・・・。」



「家に誰かいる?
親とか心配してんじゃねーの??」




「誰も・・・いない・・・。」