沖田がすすめてくれたのは、使いやすそうなどこにでもありそうな刀だった。
風『その刀より、こっちの方が好みです』
沖「ふーん…。そうなんだ。…でもそれ、全然業物っぽくないよ?くすんでるし…」
自分の意見が採用されなくて沖田は不満そうだ。口をとがらせてる。
あたしが選んだのは純白の柄に蒼色の房がついた、乱れ刃の綺麗な刀だった。
風『…刀なのに綺麗……』
その刀の神々しさに風はなんともいいがたい感動を覚えた。
沖「?風…もしかして目悪い?」
その刀に目が釘付けになっている、風を見ていた、店主のおじさんが
店主「…あなた殿はこの刀の柄の部分がもしや純白に見えるのですか?」
あたしはおじさんの言葉に疑問があった。純白に見えるのなんて当然じゃない?
店主「この刀は”雪月花”といい、男子にはくすんで見え、女子には純白に見えるという言い伝えがあります…。分かりやすく申しますと、この刀はどうやら…、人…女子を選ぶらしいのです」
この刀に意志なんてあるのォォぉぉ??嘘ダローー…。
ていうか、あたしの他に刀使う女なんているの!?
この刀作った奴どんだけ事態を想定してんだよ!

