ニヤリ、と悪戯な笑みを浮かべて秀ちゃんが私の目を見つめる。 恥ずかしくて目を反らせば。 「こら。反らすな。」 「やっ……!」 ぺろっと首を舐められた。 びくっと肩が跳ねる。 「ほんと、桃は首が弱いなー。」 「ひ、酷いっ!」 秀ちゃんは私をからかってるんだ。