「も~ほんっとむかつく~」 
 
「ま~ま~」 
 
「んっ?夕美さ~スカート短くない?」 
  
「そお?」 
 
「入学式で目ぇ付けられるよ」 
 
「そーゆー翠こそ私より短いじゃん」 
 
私は膝から10cmくらい上で翠はももの所だ。 
 
「平気、平気!」 
 
翠はニコッと笑った。 
 
「あ~あ・・・髪染めよっかなぁ~」 
 
翠は髪の毛をいじりながら言った。 
 
「何で?そのまんまでいいと思うよ、いい所のお嬢様って感じで」 
 
「だーかーら!それがいやなの!この顔で真っ黒の髪ってのが。内面はお嬢様じゃないのにお嬢様がタイプの男ばっかり寄ってくるしさ!!」 
 
「いいな」 
 
「えっ?何が?」  
 
翠は首を傾けた。